木の芽時

 

 

何となく体が重く、突如、やる気消沈。花や緑は美しい季節なのに、こっちの気分は鬱々悶々。木の芽時の今日この頃…。

 

 

そんな時、以下の方法で、私は逃避する。

 

 

①入浴

やるべきことはひとまず置いておいて、ぼ~っとお風呂に浸かります。何でもないことだけれど、意外とすっきりするものです。ついでにムダ毛の処理なんかを念入りにすると、さらに気分が良くなります。古代ローマ時代から存在する入浴は、好き嫌いはあれど、リラックス効果を得るには悪くない方法だと思う。

(古代ローマの入浴場) tabizine.jpより

 

②害のない動画を見たりする

‘地球誕生’や’自然や動物’や’宇宙について’とか。’世界のびっくり仰天’みたいな動画も覗いたりします。画像も綺麗だし、分かり易いし。有るべき場所に行かなくても見ることができるって、本当にネット社会の良いところだと思う。日常と関わりの無いことに感心すると、得した気分になるし、そもそも単純に面白い。面白いと思うことって、色々なことを払拭してくれる。鬱々とした気分を吹き飛ばしてくれる。

(NASAによるブラックホール映像)YouTubeより

 

③友達と話をする

コロナ禍じゃなくても、皆 忙しくて事情もあって会えないことが多い。だから結局、話をしたければ唐突に電話するしかないのだけれど。相手は迷惑かもしれないが、意外に連絡すると喜んでもらえる。そして私自身、スッキリする。笑いを提供してくれて、私の悩みを大したことないと言って前向き思考になるよう促してくれて、違う職種であれば色々と斬新なことを教えてくれる。日常の悩みが過大評価していたに過ぎないものだと気付かせてくれて、思考回路がリセットされて新たなスタートラインに立つ心地になり、何気なく奮起が芽生えるきっかけを与えてもらえます。

 

④体を動かす

当たり前だけれど、じっとしていたら何も変わらない。逃避するにしろ、何かに向かうにしろ、体を動かさないと何も始まらない。風にあたって外で体を動かすには、一番良い季節ですね。

 

⑤寝る

逃避の最たる方法だと思う。私は亡き祖父に『お前は軍隊向きだな』と言われるほど、寝たい時に何処ででも眠ることができる。ただしこの方法を実践する場合は注意を要します。起きた時の状況を考慮して眠らなければ、目覚めた時に事態が最悪と化している恐れがある。また、寝すぎると余計に疲労感を助長する恐れがある。そして、どうやら(私は経験が無いが)眠れないのに寝ようとすると眠れないストレスが溜まるし、寝ようとしても眠れない場合、大抵は負の思考に陥ってしまう。要は、眠たくなって寝床に入り、決めた時間に起きるということがポイント。(※不眠症の方はこれ以上に注意点があります。)

 

 

自分の状況に合わせてそんなことをしてみると『とりあえず明日も頑張ろうかな』って気になります。

 

 

今月は特に、色々な検査をしても大きな異常所見が見当たらない頭痛、動悸、眩暈、倦怠感、肩〜頸にかけての痛みなどを訴える患者さんが多く来院されました。そんな患者さんたちと話し合っていると、お互いに『木の芽時』が原因ですね、と納得するに至ることもしばしばです。

 

 

皆さんは、どんな風に木の芽時を過ごしていますか?

 

 

 

2021年04月25日