今月の平日午前診療中、当院に泥棒が侵入しました。
ふとスタッフが控え室に物を取りに入った時、スタッフのロッカー内のバッグが根こそぎ盗まれていることに気付きました。控え室を調べたところ、換気のため開放していた窓の桟に靴の足跡を発見。すぐに警察に電話し、捜査が開始されました。
我々も独自に盗まれた携帯電話のGPSを追うなど躍起になり、警察はマリナタウン周辺(当院周辺)の防犯カメラを回収しました。
その後なんと・・・当院スタッフの根強い頑張りで、当院スタッフ自ら、マリナタウン内の茂みの中から、スタッフ皆の鞄と携帯電話(スマホ)を発見しました。けれど、鞄からは現金やクレジットカードや鍵、免許証や保険証が抜かれていました。
そして間もなく警察から犯人を特定したとの報告があり、速やかに犯人が逮捕されました。犯人逮捕とほぼ同時にテレビ局からニュースに取り上げるとの電話もありました。
犯人は当院以外でも盗みを働いていたようで、当院周辺に土地勘の無い高齢男性でした。
病院の機能とは、医療というサービス業の一端ですが、曲がりなりにも人命救助の場です。その病院内で強盗や殺人を働くことは、いかなる理由があろうとも、到底、許されることではありません。
当院で起きたこの事件は西警察署 刑事課で扱われ、署内でも ‘病院での事件’ とのことで重要視いただき、事件発生から犯人逮捕に至るまでの数日間、他の事件も抱えてある中、迅速に大変に御尽力いただきました。本当に感謝申し上げます。
この経験を広く地域の方々に知っていただこうと思い、そして、この地域の安全を担保すべく御協力いただきたく、報告申し上げます。
皆さんも、ぜひ、防犯対策について考え直してみてはいかがでしょうか。