インフルエンザおよび新型コロナワクチン接種について
 
 
 
10月よりインフルエンザワクチンおよび新型コロナワクチンの定期接種を開始しています。インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの同時接種も可能です。
 
 
 
●来院順制 : どちらのワクチンも予約無しで接種できます。
 

●接種当日の流れ : 

 来院され予診票を受け取り必要事項を記入.

 → 医師による問診の後, ワクチン接種.

 

●持参する物 : 
①マイナンバーカードまたは保険証
②お薬手帳 (お持ちの方のみ)
 
●接種料金 :
 
インフルエンザワクチン
 高校生以下  3,500円
 一般

 3,850円

 65歳以上

 公費助成あり1,500円

※60歳以上65歳未満で公費助成の対象となる疾患がある方は1,500円です. 
 
新型コロナワクチン
 65歳未満  15,000円
 65歳以上  公費助成あり3,200円
※新型コロナワクチン全額公費での接種=無料接種は2024年3月で終了しています. (厚生労働省)
※60歳以上65歳未満で公費助成の対象となる疾患がある方は3,200円です. 
※当院の新型コロナワクチンはファイザー社のmRNAワクチンを使用しています.
 
 

 

Q. 最適な接種時期はいつ?
インフルエンザワクチンは、接種から効果が現れるまで通常約2週間程度かかり、約4~5ヶ月間 効果が持続するとされています。異例な時期にパンデミックが生じたり唐突に新興感染症として発生することもありますが、通常は日本のインフルエンザの流行は12月上旬から3月下旬が中心になるので、10月下旬から11月上旬に接種するのが最適と考えられます。なお、近年確実にインフルエンザに罹患しているか、前年にインフルエンザの予防接種を受けていれば、1回接種でも追加免疫による十分な効果が得られると考えられます。
 
新型コロナワクチンは、接種から効果が現れるまで通常約2週間程度かかり、約半年間 効果が持続するとされています。厚生労働省は、感染症の発生状況やワクチンの有効性に関するデータを踏まえ、2024年度より新型コロナワクチン定期接種を毎年秋冬に1回行う方針としました。福岡市における新型コロナワクチン定期接種の実施期間は2024年10月1日から2025年3月31日までとなっており、当院も概ねそれに則って実施いたします。下記のグラフをご参考いただき、また、今後の感染症発生状況を追跡しながら、各々自身にとって最適な時期に接種をご検討ください。
 
上記グラフ:福岡市ホームページより. 2024年37週=2024/9/15の定点報告は2.8となっています.
 
 

Q. 各種ワクチンとの接種間隔は?

2022年7月の厚生科学審議会においてインフルエンザワクチンとコロナワクチンとの同時接種が可能となり、これら2つのワクチン接種間隔に規定はありません。当院では帯状疱疹ワクチンや肺炎球菌ワクチンをはじめ各種ワクチン接種も行っておりますが、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン以外のワクチン接種間隔については、ホーム画面 ‘お知らせ’の『各種ワクチン接種・抗体検査について』をご参考ください。

 

 

Q. インフルエンザワクチン株は?
日本では毎年、原則としてWHO(世界保健機関)が推奨する株の中から厚生労働省がワクチン製造株を選定しています。2024/2025年シーズンのワクチン製造株は以下のとおりであり、4価の不活化ワクチンを使用しています。    
       
  A/Victoria/4897/2020(IVR-238) (H1N1)
  A/California/122/2022(SAN-022) (H3N2)
  B/Phuket/3073/2013 (山形系統)
  B/Austria/1359417/2021(BVR-26) (ビクトリア系統)
 
 
Q. 新型コロナワクチンの対応株は?
2024年5月、厚生労働省は、2024/2025年シーズンに用いる現行のmRNAワクチンはWHO(世界保健機関)が注目すべき変異株に分類しているオミクロン株の一種であるJN.1系統に対応すると結論付けています
 
 
 
 
 
2024年10月01日