毎年12月になると、日本漢字能力検定協会が、その年をイメージする漢字一字を日本全国から応募し、応募数の多かった漢字を京都の清水寺で発表しています。
今年は『密』と発表されましたが、皆さんにとっての今年の一字は何ですか?
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極月(12月)は、ふと1年間を振り返ってしまう時期だと思います。皆それぞれに、2020年という1年間を過ごし終え、悲喜交々な想いが湧きたつ時期だと思います。
漢字一字で今年1年をイメージするとなると、自身の身に起こったこと、努力の成果、世相、事件、様々な課題…などについて考えが巡ります。確かに2020年は『密』を選択した人が多いように混沌とし、2020年に置き去りにしたい部分もある1年間ではありましたが、そんな状況の中でも、小さな確かな幸福を感じることもあり、今年限りと諦めきれないこともあります。
私の今年の一字は『叶』という一文字です。
『叶』の音読は『キョウ』、訓読は『かな(う)』です。『叶』は『協』の異字体であり、総じて『十』人もの多くの人『=口』が共同して力を出し合うこと『=協』と言えます。
今年も1年間、様々な人の御協力をいただきました。本当に感謝しています。
そして、○○さんの癌治療がうまくいきますように。△△さんのお父様が回復しますように。□□さんの不整脈が悪化しませんように。××さんの症状が安定しますように。私の患者さんたちが皆、笑って来年を迎えられますように。末永く家族が健康でいられますように。
頑張っている人の願いが叶いますように。